2016年1月4日月曜日

今年初めて見た夢

私のホームページ「ヘルスフリーダム」を新しく作る作業中、今のお仕事ができるようになるまでに、自分(私)を作ってくれた人たちのことを考えていました。

そのかたたちのお顔は、頭の中ではつぎつぎと溢れるように出てきますが、すべて説明付きで書き出していくと、それだけで一冊の本になってしまうので…。

「ヘルスフリーダム」という名前をインスパイアしてくださったかた、2名のお名前だけを、タイトルページでご紹介させていただきました。

マイケル・カルバートと、本田錦一郎先生。

英語の本を開くと、よく最初に「Acknowledgement」というのが書いてあって、簡単な「謝辞」とその気持ちを捧げる相手の名前が並んでいます。
最近、自分の中で、この「Acknowledgement」が重みを増してきている、そんな感じがします。相応の歳をとり、相応の経験をした、ということかもしれません。

そして、カルバートと本田先生のお名前だけで失礼してしまったからなのか…、

今朝がた、今年最初に見た夢(正確には、見て忘れなかった夢、ということですね…)で、今村光一先生が出ていらっしゃいました。

今村先生は、そう多くはないのですけれど、絶妙なタイミングで私の夢に現れます。

あるとき、カナダとアメリカの国境地域にある、亜麻仁油の老舗メーカー、オメガ・ニュートリッション社を訪問するという先生にくっついて同行させてもらったときのこと。
バンクーバーにあるフォーシーズンズホテルのレストランでの会食時。まだ20代のヒヨッコ編集者だった私の経歴について、オメガ社のスタッフが「彼女はジャーナリズムをどこの大学で学んだのか?」というようなことを先生に尋ねてきました。間髪入れず先生が言ったのが、She trains herself.「彼女は自分で学んでいるんだよ」。

「それが何か問題でも?」と続きそうなトーンだったのを覚えています。
なぜだか、このとき先生が言ったこの言葉がずっと忘れられずにいます。

今朝の夢は、先生も私もよく知っているある組織の何十周年かのお祝い行事の場で、会場に来た先生を見つけた私が近づいて行って、握手を交わす、そんな夢でした。
その場はあたたかな光につつまれた平和な雰囲気で、先生の笑顔がとてもやさしく、何より驚いたのは、私が差し出した片手を先生が両手で包んで握手をしてくれたことでした。それも、満面の笑顔で。
私が知っている今村先生は、シャイであることがいつも前に出ている感じだったので、握手や笑顔には照れが見え隠れしており、その行動にも一捻りあるはずなのに。

先生の手は、あんなに大きくて、立派だったかしら?
夢なのに、人の手の細部までよく見えて、驚き、だから目が覚めた後でも覚えていたのでしょう。

先生、またいつかお会いしましょう。
会いに来てくれてありがとう。