2012年8月30日木曜日

ゲルソン・クッキング・ヘルパー募集!

先週、ヘルスフリーダムにいらした、あるマンガ家さん。
もちろん、ゲルソン療法を学習しに来て下さったのです。
今回が、2度目の来訪でした。

いろいろなかたが、いらっしゃるんです、ゲルソンのワークショップって。本当に。
私も、新たな出会いをいただくたびに、いろいろな世界を少しだけ見せていただけるのが本当にいつも楽しみです。

そして、このマンガ家さん、ふだんは、都内でアシスタントさん2名とご一緒に、マンガを描くお仕事をされています。
お話によれば、とても忙しそうですし、集中力が必要なお仕事です。
これは、私がやっている翻訳のお仕事もそうなんですよね。

そして、ノッテいる時には、できるだけ他のことをしたくない!っていう気持ちになったりします。
今回いらしたマンガ家さんもそんなお気持ちがあるようで。
そしてまた、「集中する仕事の合間に食べる食事がゲルソン食だったらなぁ~!」と、かなり本気で願っていらっしゃるのです。

そこで、急きょ、「ゲルソン・クッキング・ヘルパー」さんを大募集することになりました。

すでに、ヘルスフリーダムで本格的なゲルソン療法を学ばれたことがあるかた、または、クッキング・ヘルパーとしてのお仕事に可能性を感じ、これからゲルソン療法を学んでも良いと考えているかたでも結構です。

ただし、これからゲルソン療法を学ぶ、というかたについては、ワークショップ(ゲルソン療法3daysセミナー)の受講料は自己負担ということになります。
また、ワークショップにご参加いただいた時点では、クッキング・ヘルパーさんとしてのお仕事を確約することができません。ワークショップでの学習後に、マンガ家さんとの面接を受けいただいてから、採用か不採用の決定をさせていただきますので、その点はあらかじめご了承ください。

勤務地は、東京、久我山駅からすぐ。
時給は、はじめは試用期間として1500円~くらいを考えていますが、お料理の腕によってはアップの可能性もあります。
週に3日以上、午前9~13時くらいの勤務になると思います。

このお時間で、3名前後のスタッフのために、用意された野菜や果物でジュースを搾り、野菜スープを作り、野菜たっぷりの美味しいゲルソン食ランチを用意していただきます。

オーガニック野菜や、健康な食事作りに関心があり、フルタイム勤務ができないけれど、パートタイムでやりがいのある仕事をしたい、そんな風に思っている方には絶好のチャンスだと思います。

なにせ、こうした募集を行うことは初めてのことですので、ご関心がある方はまずお問い合わせをください。その後に、いろいろなことをご相談させていただきたいと思っています。

forhealthfreedom@aol.com

上記メールアドレスまで、ご連絡お待ちしております!
一緒にゲルソン食を楽しみましょう!




2012年8月25日土曜日

暑いね~


イヌ 「ダンナさん、今日も暑いっすね~。」

ヒト 「そうだね~。」

2012年8月24日金曜日

北九州の患者さんから贈り物

本日までの3日間、ヘルスフリーダム・セミナーハウスでは、「ゲルソン療法3daysワークショップ」を行っていました。

ただいま、静かになったセミナーハウスでブログを書いております。

このワークショップが始まる前、今年春から北九州でゲルソン療法をスタートさせたがん患者さんから野菜の贈り物が届きました!

自家菜園で作った無農薬のお野菜。
このお野菜をご自身の治療のために作り、そして食べ、ゲルソン療法のプログラムを進めておられます。
同封されたお便りには、身体に起こっているさまざまな嬉しい変化が綴られていました。
お盆休みに顔を合わせた親戚のかたたちからも、肌がきれいになった!と言われたとのこと。
こういうお話を知らせてもらえることが、私は本当に嬉しいのです。

安全で、栄養がたっぷりの新鮮な野菜。
これ以上の治療薬はありません。

その大切な野菜を、こうしてときどき届けてくださるなんて!

今回は、ワークショップ中の食材としても、活用させていただきました。

ありがとうございました!

2012年8月17日金曜日

ノーウォークジューサーのあるジューススタンド

昨日、本日と、二日連続で、「テンプル・ビューティフル」さん主催のイベントのため、夫殿と中野に滞在中です。

私が担当させていただいているのは、「お話会」。
文字通り、お集まりくださった皆さんとお話をする会、です。

健康のこと、血液をきれいに保つためにどうすればよいか、食事と健康との関係について、などなどお話をさせていただいています。
外は暑いですが、建物の中はクーラーがあって、快適です。
(ふだん、我が家にはクーラーが無いので、快適すぎて! ほんの数日の贅沢を味わっています。)

テンプルの社長さん、光田菜央子さんに教えていただいたのですが、なんと、青山に、ノーウォークジューサーで搾ったジュースを販売するジュースバーができたとか!

お店の名前は、スカイハイ

材料はオーガニックの野菜と果物を使っていて、ローフーディスト、スーパーフードに関心があるかた、向けのジュースをご提供しているようです。

メニューを見ると、ゲルソン療法で飲むジュースとはレシピが違っているので治療中の患者さんがご利用できる内容ではないのですが、ノーウォークがあるというだけで、すごいって思いますね。
是非いちど、行ってみたいと思っています。

暑い日が続いて、消化器が弱っているときには、ノーウォークジューサーでつくった繊維の無いジュースがおすすめですよ!

2012年8月10日金曜日

自己流ゲルソン療法に、ご注意

こんにちは。
明日から、お盆休みというかたが多いかもしれませんね。
こちら南房総は、少しずつ天候が崩れてきています。
風が強くなってきました。

毎年通っている、L.A.のキャンサーコンベンション
いつも同じような内容だから、今年はパスしてもいいんじゃないか、って思ったりすることもありながらも、夫殿のやる気に連れられて、この10年あまりは皆勤賞を続けている私たち。

通い続けていて初めて見えてくるものもあるようで。
少なくとも、日本にいるだけではわからないことが、見えるようになってきます。
やっぱり大事な旅です。
今月末に出発します。

同じようなことでも、大切なことは繰り返し伝えてゆかなければ風化してしまう、ということもまた真実、かな。

食生活や医学の分野でのジャーナリスト、と名乗ってきた傍らで、泣く子も黙る(笑)ような、がんの自然療法「ゲルソン療法」と縁があり、粘りづよく普及活動や教育活動を続けてきています。

粘りづよさ、しつこさには、自信があります。

野菜食ばやりのお陰さまで、野菜と果物しか食べないゲルソン食の人気も少しずつ上昇中。
ただし、その一方で、おかしなアレンジも広まっていて、これはもう手の着けようがありません。
私の力が及ばぬところです。

世界中でも同じで、ゲルソン・インスティテュートの力が及ばぬできごとが、いつでも同時進行していて、私たちはとても憂慮しています。

8年間のゲルソン・ケアギバ―(現在は、ゲルソンHSTと名称変更になりました)生活のなかで、お会いした方々、がんの患者さんを含め、少なく見積もってもおそらく300人はいらっしゃるでしょう。

「今、ゲルソン療法をやっているのですけれども・・・」
「もう、ゲルソン療法のことはよく知っているのですが・・・」

残念ながら、このようにお問い合わせくださった方の100%が、ゲルソン療法を誤解されていました。
私たちの表現が下手なせいもあるかもしれません。
でも、どうか、過信せずに、本当のゲルソン情報に手を伸ばしていただきたいと思います。

数日前のこと。
電話口で、まだお会いしたことも無いお問い合わせ主さんの容体があまりにも心配で、そのかたの近所のお医者様をご紹介して差し上げました。
運よく、信頼できるお医者さんが近くにいたので。
そのかたは、数カ月間、自己流ゲルソンをなさってきたかたでした。
「がんの治療について考えることももちろん大切ですが、命の安全を確認することのほうが先です」、そうお伝えしました。

後日、ご連絡をいただき、ひどい栄養バランスの崩れと脱水症状にあることがわかり、病院へ行って助かりました、ということでした。

お医者さんと決別することが、自然療法なのではありません。
医学的なチェックは、いつでも必要です。

自然な治療は、かんたんではありません。
自然って、厳しいものですから、私たちの都合の良いようにはいかないんだと思います。

今年に入り、ゲルソン療法の専門家、ゲルソンHSTがお一人、順調に日本で育っています。
とても頼りになる相棒さんです。
ゲルソン・インスティテュートと、日本の相棒さんと、これから相棒になってくれる人たちと、そろそろ本格的なチームワークを始めなくてはならないかな、って思っています。

気負ってもしかたがないことなので、自然のながれに従って。
厳しい自然の、力強いながれに従って、楽しいチームを作っていこうと考えているところです。
本当のゲルソン療法をしることは、自然の厳しさをしることでもあります。
また、自然の力強さをしることにもなります。
信じられるのは、そこのところ、なんじゃないかなぁ。

これまで8年間、たくさんの方々に応援していただきました。
月刊通信として発行してきて、現在、筆が止まってしまっている『ハミングバード』の読者のみなさんには、とくに、感謝しています。いつも、翌年の更新をしてくださることが、励みとなってきました。
昨年からは、さまざまな事情で筆が進みませんでしたが、強力な相棒さんが育ってきてくれたのが、私にとっては大きな力となっています。

渡米前に、ようやく今後の展望を持った文章が書けそうです。
自分を信じられない間は、一行も書けないものだということが、よくわかりました。
そろそろ、また、書き始められそうです。

ゲルソン療法に関するニュースだけを凝縮した月刊通信『ハミングバード』、ご購読者のみなさま、到着をお待ちくださいませ。

皆さま、どうぞ平和な夏休みを。

2012年8月3日金曜日

油のことは、彼に聞け! ウド博士9月に来日公演

食用油の研究では世界トップクラスの研究者、ウド・エラスムス博士の来日講演が決まりました!
会場は、東京と大阪の2会場です。

残念なことに、私はすれ違いで海外出張なので、今回はお目にかかれませんが、「スリムになりたいなら油を絶やすな」という彼のお話を直接お聞きになりたい方は、是非お申込みくださいね。
当日ご参加のかたには、私が執筆させていただき、有り難いことに長年ご好評をいただいております小冊子、『誤解されすぎた油の常識』が配られるそうですよ~!

講演のご案内と、お申し込みフォームは以下のとおりです。

http://www.udos-oil.net/

さて、私は明日の西千葉でのクラスのため、準備にとりかかりま~す!

2012年8月2日木曜日

N.Y.在住・龍村和子さんから、温熱治療講座のご案内

暑いですね。
以前、私のゲルソン・ワークショップに沖縄からご参加くださったかたから、こんな質問をいただいたことを思い出します。

「夏の暑い日に、汗をいっぱいかいても、塩をなめてはいけないのですか?」

ん~~~。
いい質問ですよねぇ。
こんなふうにいい質問が出てくると、私も俄然やる気が出てきます。

答えとしては、ケースバイケース、です。
まあ、これはどのような状況においても、治療中のその患者さんに向き合って、すべての条件を考えていかなければならない、という意味でのケースバイケース。

ゲルソン療法での病気治療の場合、塩をなめるということはかなりレアなケースとなります。

人間のからだのなかの環境について今一度考えてみると、ナトリウム(塩)濃度が高いのは、体液中でのこと。
たとえば、代表的なものとしては、血液がそうです。
だから、輸血時に血液が足りない場合などは、生理食塩水とよばれる塩水を血液として代用したりします。

ところが、血液などの細胞外ではナトリウム濃度が非常に高いのに、細胞内のミネラルバランスではナトリウムは逆に非常に濃度が薄く、その代わりにカリウムの濃度が高くなっています。

がんや多くの慢性病で侵されているのは、この細胞内環境、です。
がん発生のスタートポイントになる遺伝子の突然変異も、細胞内にある核の内部で発生する事件です。

ゲルソン療法のがん治療では、この細胞内環境の健全化を目的として、細胞内に必要なカリウムを多量摂取する食事、ジュース、浣腸、サプリメント摂取を行うわけです。
なぜなら、毒を蓄積した細胞や、損傷を受けた細胞は、カリウムを失っており、代わりにナトリウムが多量に流入しているからです。
やけどをしたり、うち身をすると、その部分に浮腫が発生しますね。このとき、壊れた細胞内には、細胞外からナトリウムとともに水分が流入しています。この状況にとてもよく似ています。

カリウムを失っている細胞は、かなり虚弱になっており、正常な機能を期待できません。
細胞はカリウムで満たされることによって、電池のように働き、私たちの生命エネルギーを維持してくれています。
それなのに、電池からカリウムが失われれば、バッテリー切れの状態になりますから、体力は落ち、免疫力も低下し、細胞のあらゆる働きが落ちてゆくのです。
この状況で塩分濃度の濃い飲食とすると、さらに、虚弱になっている細胞内にナトリウムが流入し続けます。
すると、状況はさらに悪化する、のです。

カリウムよりもナトリウムをたくさん摂取しても害が無いポイントがあるとすれば、それは、細胞内にカリウムが必要なだけ満たされ、細胞の機能が健全化し、ナトリウムが細胞膜を超えて過剰に細胞内に流入してくることがなくなったとき、でしょう。

それでも、ゲルソン療法のプログラムに沿っていれば、かなりの量と多種類のミネラルが体内にいつもあります。じつは、ナトリウムもかなりの量を摂取しているのですよ!
毎日食べるヒポクラテススープという名の野菜スープには、必ずセロリを入れますが、セロリは野菜のなかでもトップクラスに入るくらい、ナトリウム濃度の濃い野菜です。
ただし、それにも増して、いつでもカリウムの方が量が勝っているところが大事なのです。

メキシコのゲルソンクリニックも、気候的には沖縄に近い、夏は暑い場所にありますが、みなさん、塩をなめることもなく、安全に治療を続けています。

というわけで、私もこの猛暑に無塩生活を実施中です。

あ、本日のタイトルに話題を戻します!
ニューヨークで温熱治療を指導されている、龍村和子先生が、今月一時帰国され、東京・銀座と関西のどちらかにて(未定)、温熱治療の基礎講座を開催されるそうです。

龍村先生は、ニューヨーク州立大学で哲学と東洋医学の博士号を修められており、「ドクター・カズコ」の愛称で周囲の人たちから愛されているとてもエネルギッシュなかた。映画『ガイアシンフォニー』の監督、龍村仁さんのお姉さまでもあります。

龍村先生のホームページは、こちら。
(ページ内に日本語対応のリンクボタンがあります。)
www.gaiaholistic.com

温熱治療基礎クラス 東京・銀座 8月18、19日 (関西は25、26日を予定)
受講料 45000円
(龍村先生が特許を持つ、温熱治療器126000円を購入された方は、受講料が22500円とのこと。)

この基礎クラスのなかでは、瞑想の授業もあるのだとか。
さらに、上級クラスに進むと、温熱治療者としての知識と技術が身に着くように設計されています。

ご関心があるかたは、直接、龍村先生にコンタクトをとってください。

メールアドレス:kazuko@gaiaholistic.com
お電話(8月9日以降のみ):080-5094-5818


私たちが龍村先生と知り合った、ロサンゼルスのがんコンベンション。
今年ももうすぐで、飛行機とホテルの手配を済ませました。


シャルロッテ・ゲルソンさんの息子ハワードさんによると、今年はニューヨークから、ニコラス・ゴンザレス医学博士が来るとのこと!
ケリー療法の流れを持つ栄養療法を継承しているゴンザレスに会うのは初めてなので、今からウキウキです。