2016年3月14日月曜日

日本のかつての長寿村、棡原


先週末のダイエタリー・ヒーリング研究会。
スタート前に別の講演会を夫殿とふたりで聞きに行ったあとの時間帯だったので、そのまま夫殿にも受講していただきました。
ひさしぶりに、私の講義を厳しい視線でチェックしていただきました…(汗)。

この日のテーマは、「スイーツとコーヒー中毒からさらりと別れるために…」というようなお話しで、受講者の皆さんには、それぞれの血糖値がどれくらい安定しているのか、不安定なのかを、7つの質問に答えていただきながら再確認していただくことから始めました。

質問項目を挙げながら、私自身が該当しているもの、かつて該当していたもの、そのときに経験した低血糖発作の症状なんかをお話ししながら進めたわけですが、おそらく、かなり多くの人が血糖値が不安定です。

こんなに糖分の多い現代食環境なのに、なぜ???
ということも含めてお話しして、では、その血糖値を安定させるにはどのようなアプローチが生理学的に妥当か、という結論までを2時間の講座でお伝えいたしました。

結局のところ、やっぱり、肝臓無視では語れない内容だったのですが、すべての講義が終わったところで皆さんから質問、感想などを出していただきフリートークになりました。

そのときに、かつて健康雑誌の編集者だった夫殿から出た感想。
「肝臓のグリコーゲン。穀物と豆類のタンパク質や食物繊維、そして未精製の炭水化物。これって、むかし取材した、日本の長寿村、棡原を研究していた古守豊甫先生の研究の話しによく似ているなって思いました」、と。

古守先生の著書『長寿村 短命化の教訓』は、こちら。

「棡原でよく食べられていたもののなかに、大麦を2時間くらいかけて炊いたお麦(おばく)っていうのがあって…」。

Oh ! 
それって、ダイエタリー・ヒーリングで著者のキャサリンが紹介している「大麦ドリンク」にとっても似ているのです。

ゲルソン療法では、オートミール・グルーエルにも相当するもの。

あっちとこっちの離れた文化圏に共通する健康食を見つけると、なんだか楽しい気持ちになります。

今回の講座には、青山学院大学の西門前に、日本で初めての本格コールドプレス・ジュースバー「Sky High スカイハイ」を2012年にオープンされたフォトグラファーのマミ・キーナンさんが参加してくださり、お土産にジュース、スムージー、グルテンフリーマフィン2種をいただきました!

マミさんの著書『飲むだけで痩せる、ジュースクレンズダイエット』は、こちら。

昨年11月から販売が始まったスカイハイのグルテンフリー・マフィン、ずっと気になっていたのですが、ようやく初体験。
素材の味そのままの優しい味とフレーバーで、さらに、美しい!
こんなに美しいマフィン、日本で食べることができるなんて嬉しいです。
繊細なデザインは、日本だから、かな?!