2016年8月30日火曜日

世の中の、糖質制限食ブームに困惑されているかたへ…

本日は、最近いただいた、こんなご質問から!

「いつも、勉強になる投稿等をありがとうございます。

最近、よく聞く糖質制限の話題について少し不安になることがあります。
ゲルソン療法では、いも類を焼いたり蒸して食べるのは良いとされていますし、玄米や黒パンも食べますよね…

糖質を制限して、タンパク質をたくさんとるのは体には負担になる気がしています。
けれど、これだけ炭水化物が悪者扱いする意見が多くなると自信がなくなってしまいます。

ゲルソン療法を続けていらっしゃる方の実感としてはどうでしょうか?
ご意見をお聞かせいただけると嬉しいです。

氏家様の体感としては、ゲルソン療法の食事、いも類や、未精白の穀類を食べ、動物性のものをとらない食事をなさっていて、体調は良くなっているという実感がありますでしょうか?


それをお聞かせいただけると、とても参考になります。

よろしくお願い致します。」

ご質問と、心の内面の葛藤をうちあけていただきまして、有難うございました。


糖質制限食についてですが…、本当にとても多いご質問です。

それに、迷いますよね〜、情報がいっぱいすぎて。
私も、食べることのために迷いたくない!って思っています。

鳥など、野生動物が迷いなく自分の食べるべきものに突進していく姿を見ては、「あ〜、うらやましぃ〜。ケーキやチョコレートを見つつ、ぐっと我慢するのは人間だからだものねぇ」、と思ったものです。


「思った」、と過去形で書けるのは、かつては私も悩める一人だったということ。

そして、今では、食べることに迷わなくなり、実感としてもどんどん健康状態が良くなっている、と言えるようになったからです。

では、そのプロセスはどのように始めれば良いのか?


私は、まず最初に、「食事を変えてどうにかしたい」、と考え始めているあなたが、「何のために」食事を変えようとしているのかを、はっきりとさせることが必要だと思っています。

だって、食事の変更の目的は、人それぞれなのですから…。


ただ旅をしたい、って思っていても、楽しい旅は実現しませんよね?
「どこに」いくのか、旅の目的地が必要です。
目的地が決まると、そこにいくための交通手段など、具体的な計画を前に進めることができます。

それと、同じこと。
まずは、目的を明確にしましょう。

(食事の目的が多様化していることを具体的に学びたいかたは、ダイエタリー・ヒーリングの「予備講座」をご参考になさってくださいね。きっと、すっきり、さっぱりと、食事改善のスタートを切ることができると思います。)


いろいろな食事改善法を教えてくれるかたが、世の中にはたくさんいらっしゃいます。

そのなかでも、私が、お仕事で取り扱っている食事の変更に関する情報教育は、目的が「自然治癒」です。
ですから、「自然治癒」には関心がない、という場合は、私以外のかたを探していただければと思います。

一方で、現在、日本や海外で話題になっている糖質制限食の目的の大半は、「減量」です。「自然治癒」とは異なる点が多く、部分的には一致することもある、そんな目的です。

目的の違う食事改善方法を並べて、その優劣を比較するのは、手続き上の間違いですから、最初に戻って、まずはご自身の目的を再確認されると良いと思います。

また、付け加えると、なかには、糖質制限食で病気を治すというようなご指導をされているかた、医師などもいるかもしれません。

それについてなのですが…、現在の私には、理論的に理解ができません。
これは、私の知識が未熟なせいかもしれません。
または、私の理解のほうが正しいのかもしれません。
そのご判断は、私以外のかたにお任せしたいと思います。

今現在のところの私の見解としては、


  1. 「自然治癒」が目的で、食事の改善を検討されていて
  2. 糖質を制限し、たんぱく質の摂取量が同時に増える食事改善を行おうとしているなら
  3. これは、目的に叶っていない
  4. と、「私は」思っています。

理由には次のようなことがあります。
  • 糖質を制限しすぎると、本来のエネルギー源である炭水化物(糖質)が不足するので、体はたんぱく質をエネルギー源の一つとして使うようになります。
  • たんぱく質の代謝では、必ず強力で大量の酸が発生します。これは、動物性たんぱく質でも、植物性たんぱく質でも同じです。通常、必要最小限で代謝したたんぱく質は、代謝で発生した酸を、呼吸などで二酸化炭素として体外へ排泄するなどしています。でも、それ以上の多すぎる酸が発生すると、体液は全体的に酸性化の方向へ向かいます。代謝で発生した硫酸などを中和する必要があるので、その分、全身の代謝に負担が増え自然治癒どころではなくなります。
  • たんぱく質をエネルギー源のほうへ使ってしまうと、細胞など、身体の構造を作る材料としてのたんぱく質が減るので、細胞のターンオーバーの時期が遅れます。だって、新しい細胞を作ろうにも、材料が間に合わないのですから。その結果、全身が老化し、損傷を受けやすく、また、病気になりやすくなります。
でも、食事改善の目的が、「自然治癒」ではなく、「短期間に減量する」ということならば、糖質制限食はその効果があると思います。それならば、私も理論的に納得できます。

ですから、やはり、何が目的なのか?
で、選択肢は変わると思います。

私自身、そして、ダイエタリー・ヒーリング講座に通って来られて、実践を始められたかたは、この食事による「自然治癒」の効果を実感し始めているか、すでに、それに満足されています。

私の場合は、現在のところ、命に関わるような病気の脅威を感じていませんから、治療食である「ゲルソン療法」を実行しているわけではありません。
ゲルソン療法が採用している自然治癒メカニズムを同じように活用した健康食「ダイエタリー・ヒーリング」のほうを活用しています。

たんぱく質と酸性化の関係について、詳しくは、10月28日(金)の「基礎講座3」でお話いたします。
↓ ご一緒に学びたいかたは、以下からお申し込みください。


お待ちしております!


写真は、ゲルソン・インスティテュートのイベント・コーディネーター、マリアと。
2016年7月、サンディエゴのゲルソン・インスティテュートにて。

2016年8月29日月曜日

9−10月のスケジュール更新しました!

みなさん、こんにちは!
9−10月のスケジュールを更新いたしました。

10月には、名古屋、帯広、札幌、芳賀へ血液観察会などでお邪魔いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

詳しくは、以下↓をご覧くださいませ。
http://healthfreedom.jimdo.com

約1ヶ月前に、ロサンゼルスとサンディエゴへ出かけてきました。
フェイスブックをご覧のみなさんには、すでにレポートを致しましたが、ブログをご覧の方にはこれから少しずつご報告をさせていただきます。

お楽しみにっ!


写真は、ゲルソン・インスティテュートのアニータ・ウィルソン理事長と一緒に、休日にでかけたサンディエゴ、リバティー・ステーション内のジュースバーにて…。

2016年7月15日金曜日

4ヶ月ぶりのブログ更新です

梅雨明けはまだですが、千倉や館山の海岸には例年通りに海の家が並び、海水浴で訪れる方たちを待ち構えています。

いろいろあり、そのいろいろから抜け出るためにもいろいろやり、こちらのブログ更新は4ヶ月分ぶりになってしまいました!

いろいろがなんだったのか、薄れて軽くふわりとただようような種類の記憶に変わったので、いろいろから抜け出るためのいろいろが成功したのかなぁなんて…。

今月から、東京ウィメンズプラザ(青山・表参道エリア)での連続講座に、「詳説版ゲルソン自然療法」が加わりました。

テキストをご用意して受講希望される皆様をお待ちする私自身が、じつは、いつも第一の受講生です。

それにしても、第一回目の講座、本当に自分がいちばん面白かったです。
そして、ご参加いただいたみなさんも、「ピン!」とくるものが何やらあったらしく、「次回の予約もします」と複数のかたよりお声をいただきました。
この新しい講座を、たった一人ではなく、他の皆さんと共有できることに感謝しています。

ゲルソン療法の背景にある科学知識をひも解いていくと、一見、堅物で、冷んやりとして、ビクともしないような科学知識に、温度を持った自分の手で触れるのを感じるような瞬間を味わいます。

今回も、そうでした。

水。
無秩序になってしまった細胞内の水に、規則的な構造(骨格)を取り戻す、そんなお話が第一回目でした。

ビシャビシャっと、まき散らされる水にも、骨格構造があり、この構造を強くすれば、毒を寄せ付けない細胞を獲得することさえできるのです。

ああ、なんだか血液観察にもつながるような…。

生活の中で生きる科学知識をきれいな言葉でお届けできるよう、次回もテキストの準備に力を入れたいと思います。

第一回目の講座にいらっしゃれなかった方がたから、ご自宅学習の希望をいただいております。
こちらのご自宅学習については、今年9月からご案内を開始させていただきます。
もう少々、お待ちくださいますよう、よろしくお願いいたします。