2012年2月2日木曜日

雪の中、お客様

今日は日差しが明るいなぁ~、と思いながら、のんきに朝のニュースを見ていると、「現在、房総半島は雪が降っています」なんて、気象予報士の方が雲の分布図を指していました。

まさか?と思いながら振り返ってみると、窓の外にはちらちらと雪が。
あっという間に分厚い雲に覆われて暗くなってきました。
雪は午後になっても止むことがなく。

ストーブで部屋をあたためながら、原稿を書いていると、ニャーニャーと鳴きながら縁側にお客様。
秋田、新潟、富山、鳥取。
放っておけば屋根が雪の重さでつぶれてしまいそうな一軒家で、80歳を超えた一人暮らしの女性が、「米と野菜はありますから、なんとか…」と話しているのをテレビで見ていて思いました。
お米や漬け物というかたちで保存できる食糧をつないできた文化、習慣の威力。
あの雪の中では、新鮮な野菜食、豊富な搾りたてのジュースを必要とする食事療法など、できませんから。
「ただ、そういう食文化や食習慣がまた、病気を作ってきたという一面もあることは事実なんだよ」と夫が一言。
確かにそうだ、と自分の立場がなぐさめられたりして。

今、少しだけ、青空が見えてきました。