2014年3月27日木曜日

連休の3日間に、「ゲルソン療法・治療法ワークショップ」へご参加いただいた皆さんからのご感想

春、春、春~!
南房総へ観光にいらっしゃるかたが増える季節です。

先週末の3連休、新潟、山形、神奈川、広島、長崎と、もう本当に日本全国からお集まりいただいた皆さんに、「ゲルソン療法・治療法ワークショップ」をご体験いただきました。

本日は、ご参加いただいたかたから、後日送られてきたメールの一部をご紹介させていただきます。

「ワークショップありがとうございました。
実際に実習をし、講義を受けると、 私はそれまで安易にゲルソン療法を考えていたことがわかりました。
コーヒー浣腸だけ。
ジュースだけ。
自分の都合の良い所だけ取り入れたのでは、効果が無いばかりか危険であるとわかりました。

ほかの受講者のかたたちに会えたのも力になりました。
近いうちに、もう一度ワークショップへ参加したいです。
阿部さんが搾ってくれたノーウォーク・ジューサーのジュースには驚きでした。
こんなに濃厚で、美味しくて、身体に効くジュースがあったんですね~。
宜しくお伝えください。」

「三日間、大変お世話になりました。
とても興味深い内容で、ゲルソン療法以外のお話も楽しく、充実した休日を過ごすことが出来ました。
原因不明だった身体の右側に集中していた痛みがかなり引いたので、驚いています。
早速できるところから取り入れていこうと思います。
本当にありがとうございました。
阿部さんにもよろしくお伝えください。
あまり食事療法に興味を持たない両親が、血液観察とコーヒー浣腸には興味を持ってくれました。
いつか血液観察に一緒に行けたら、と話していました。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。」
 
「この度のワークショップ、参加させていただいて、本当によかったと感じています。
自然派でありたいとのぞみながらも、環境の中で無防備に生活していたことに気がつきました。
現在、改善できるところから取り組んでいるところです。
また、ゲルソン療法による栄養と解毒のサイクルを学ばせていただくと、それがしっかりとした構造を持っていることや、中途半端な気持ちで実施しても、効果は得られないことを理解しました。」
 
今回は、ご受講していただいたなかに、再発がんの患者さんが1名いらっしゃいました。
ワークショップの最終日、嬉しい身体の変化があり
(ご本人にとって、とてもデリケートな問題なので、ここでは、詳細は伏せさせていただきます。お許しください…)、
それを私にそっと知らせてくれました。
目には嬉し涙!
これから、このかたの治癒の旅が始まります。
今はまだ、想像もできない未来の自分に向かって、一緒に少しずつ、歩いていきましょうね。
 
次回の治療法ワークショップは、平日に設定してみました。
4月7-9日、4月21‐23日、です。
他の日程をご希望のかたは、是非リクエストメールをお送りください。
こちらで都合がつく限り、お一人様から対応させていただきます。
 
詳細は、以下のホームページをどうぞ!
 
4月12日の、東京・目黒での講演会も、まだまだ参加者受付中です。
それから…、6月初旬には、沖縄でも?!
詳細が決まりましたら、ご案内させていただきます。
 
本日、3月27日、シャルロッテ・ゲルソンさんは92歳になります。
こうして、外国人である私達が、ゲルソン医師の遺産である治療法を学び、実践し、効果を享受できるのは、ゲルソン医師亡き後、たった1人で父親の本を売り、全米を回って講演をし続けてきたシャルロッテさんのおかげです。
 
最近は、ゲルソン・インスティテュートの組織的な教育活動が拡大してきましたから、シャルロッテさんはホッとされているかもしれませんが、こうなるまでには、恐らく40‐50年くらいの孤独な活動があったはずなのです。
 
ときには、思わぬ商売に利用されたり、また、だまされたり…、それはそれは、いろいろなことがあったはずです。私自身も、この仕事に着いてから、まったく同じようなことを追体験しています。
しかし、40‐50年の孤独は、すさまじいものだと思います。
 
現在、シャルロッテさんは、とてもしあわせそうな表情をよく見せてくれます。
「人を助けるって、こんな幸福なこと、やめられないわよ。どうぞ、あなたもやってみて!」
よく、そのように言っています。
 
ゲルソンの知識を身につけたことで、少なくとも、私自身は助けていただきました。
それも、たくさん。
何度も、何度も、くりかえし。
恐らく、これからも。
 
さらに、そうやって日々助けられている私の言葉を信頼してくれた、日本の多くのかたがたが、やはり、間接的にシャルロッテさんに助けてもらいました。
 
彼女の誕生日に、何か思うところがあるかたがいらっしゃいましたら、是非、それを行動にうつしてみてください。
 
  • 一人で、または、友人や家族、恋人と、無塩の健康的な野菜食をいただき、幸せな時間を持つ。
  • ゲルソン療法の本を読む。
  • ゲルソン療法のことを、誰かに話してみる。
  • ゲルソン・インスティテュートに寄付をする。http://gerson.org/gerpress/donate/
もう、私達は十分に教えていただきました。
あとは、行動し続けるだけです!

HAPPY BIRTHDAY, CHARLOTTE !!!




昨年6月のサンディエゴ・ツアーで撮ったショット。
さて、今年の6月はどのようなツアー・メンバーが集まるのでしょう?!
ツアーの詳細は、以下をご覧くださいね。

http://gerson-jp.jimdo.com/ワークショップ-セミナー/海外のゲルソン-ワークショップ/



2014年3月13日木曜日

4月12日(土)東京、目黒で講座があります!

皆さん、こんにちは。
今日の南房総は雨模様です。
でも、春の湿度を感じるようになりました。
この雨を何度か繰り返すうちに、田んぼには水がたっぷり溜まり、田植えシーズンを迎えるのです。

雨の中、先ほど、ほんの一瞬だけカエルの声を聞きましたよ。

さて、2012年に東京で連続講座を持つ試みをスタートさせていただきましたが、昨年は作戦を練り直すために、一旦休眠…。

その間、じっくりと時間をかけて思いめぐらした結果、つぎのように、ニーズ別に講座を分ける必要性を感じるようになりました。

  1. ゲルソン療法で今すぐ治療をしたいかた、がん患者さんのための講座、
  2. 治療が必要ではないし、ゲルソン療法だけに集中するつもりも無いのだけれど、自然療法の背景にある治癒の仕組みを学びたいかたの講座、
  3. ゲルソン療法って何? というビギナーのための講座

そして、いよいよ今年4月から、東京・目黒を舞台に、連続講座を始めることになりました。
内容は、2012年に行ったものとは違い、さらに、講座のバラエティーができました。

そのスタートになる最初の講座が、4月12日(土)に決定!

タイトルは、「健康をつくる食べもの&食べかた」。
サブタイトルは、「無農薬野菜を私の自然治癒力にする方法」です

今回は、目黒での講座スタート、第1回目ということもあり、上記の1~3のすべてのかたを対象に、ゲルソン療法を良く知る一人のジャーナリストとして、お話をさせていただこうと思っています。
当日は、その後の、目黒での講座スケジュールのご案内もさせていただきます。
(講座案内は、随時、ホームページのほうでも行います。)

2014年4月12日(土)
会場オープン 13:00
スタート 13:30
終了 15:00

終了後は、ゲルソン療法へのご質問などをしていただけるお時間もございます。

(当日は、具体的な個人のかたの治療相談はいたしません。)

受講料は、2000円(税込)です。
定員は、40名様、事前予約制。

会場は、「モアーク目黒ガーデン」2Fです。
会場住所 東京都目黒区鷹番1-10-1
お電話 03-6451-0083

(営業時間10:00-19:00、日祝は18:00まで、月曜定休)

1階は、無農薬野菜ショップで、ジュースバーもございます。

•無農薬野菜で病気を治療するゲルソン自然療法の紹介
•ゲルソン療法に学ぶ治癒のメカニズム
•自然治癒力はどこで作られるのか?
•私に必要なのは、治療食か、健康食か?

このような内容で、ゲルソン自然療法のメカニズムを、自分の目的に合わせて応用する前に知っておきたい、「治癒のからくり」についてお話をさせていただきます。

メールでのお申し込みは、moarc-garden@yukiyasai.com まで。
・参加者のお名前
・参加人数(2名以上の場合)
・お電話番号
・よろしければ、ご住所
を明記の上、お申込み下さいませ。

詳細、および、印刷可能なご案内Pdf.は、以下からご覧ください。
皆さまからの、お申込みをお待ちしております!

http://gerson-jp.jimdo.com/ワークショップ-セミナー/講座-健康をつくる食べもの-食べかた-90分/

2014年3月7日金曜日

96.8点!

つい先日のこと。
宇都宮のゲルソン講座でお世話になった、NPOセニア・サービスセンターの江波戸さんから、郵便物が届きました…。

そのまえに…。
私は毎月のゲルソン療法に関係する自分の活動で得られた収入の5%を、月末に米国のゲルソン・インスティテュートに支払うというきまりを提案し、昨年秋くらいから実際にそうしているのですが。

2月末にいつもの活動報告と支払いをしたとき、「今月は、30名の受講生さんに、ゲルソン療法のお話をしたのですよ!」、とゲルソン・インスティテュートの幹部スタッフ、ダイアンにメールをしたところ、「30人って、すごいじゃない!」と返事が返ってきました。


そう、やはり数のパワーって、すごいものです。
その模様は前回のブログでご報告した通りです。

それで、江波戸さんから郵便物、到着。
「何かしら?」と封を開けると、採点表でした。
え? 誰の?

私のぉ~!!!

なんと、毎回の講座終了後に、受講生の皆さんが講師に100点満点計算で採点をしていたのでした…。いや、知りませんでした(汗)。

そのほか、実習と講義の感想や、ご意見、ご質問などもアンケート用紙で提出していただいていたらしく、それを集計し、まとめたものを江波戸さんが送ってくれたのでした。

で、私の講義には…、受講生の皆様より、平均して「96.8点」を頂戴しました。
わ~い!

ご感想も、とてもよく書いていただいて、本当に有難うございました。
次は、100点を目指します!(笑)

2014年3月1日土曜日

ゲルソン講座 at 宇都宮、御礼&ご報告

モアークさんの「薬菜園」を見学させていただいた後、私達はそのまま北上し、宇都宮へ。

This picture was taken by ASAMI YAMAUCHI. Thanks !

翌日(2月13日)開催の、「ヘルスフードマイスター養成講座」(NPO法人セニア・サービスセンター主催)、第5回目講義の講師として、栃木福祉プラザにてゲルソン療法の実習&講義があったのでした。

←当日の朝。
9:45分から30名近い受講生のみなさんには、まず実習にご参加いただきました。
食事タイムまで、2時間弱。
ということは…、とにかくスープから!


All following pictures were taken by KEIKO KUMAKURA.
Thank you Keiko-san !

急いで、ヒポクラテス・スープ、これの支度にとりかかりましょう!
というのも、仕上げに裏ごしするまでの間、少なくとも90分間、弱火でコトコト煮こむことが大切だからです。
だから、最初にとりかかります。

野菜を洗って、切って。
お鍋に入れて。
火にかけて。
弱火で90分ほど。

とりあえず、これで安心。



 つぎに用意するのは、この季節に甘みが増して美味しくなっている、ほうれん草を使った無水加熱料理。
まず、お鍋の底に、スライスした玉ねぎとにんにくをたっぷり敷きます。その上に、洗ったほうれん草をザクザク切って、どんどん入れ、フタを。あとは、極弱火~弱火で30‐40分くらい加熱します。
もし、焦げそうな匂いがしてきたら、途中でほんの少量の水を足しましょう。これが、なんともクリーミーな味を生みだすのです。「ほうれん草のお浸し」とは、まるで違ったお味です。
 さて、お次は…。
良く洗って、芽をとった、じゃがいも!
この日ご用意いただいた無農薬じゃがいもは、本当に美味しかったです。(ほとんどの野菜は、私のわがままを聞いていただき、無農薬でご用意いただきました。有難うございました!)

皮付きのまま、オーブンへ。
180℃で40分ほど焼きます。









さ、あとは、ジュース・タ~イム!
ナチュラルライフ・コーディネーター、熊倉恵子先生がお持ちの「ノーウォーク・ジューサー」で、大量の無農薬ニンジンをどんどん削り、そして、搾ってゆきます。

この作業も、お一人ずつ体験していただき、全員に搾っていただきましたよっ。

真剣…。
 一気に搾りだします。
ジューシー!








さて、 ジュースも完成。
残るは…。







ヒポクラテス・スープの裏ごし作業、です。

皆さん、初めて見るフランス生まれの裏ごし器、「ムーラン」に興味津々。
たっぷりの生野菜サラダを添えて、完成です。
 いただきま~す!














試食が終わったら、休憩をはさんで午後の講義。
約3時間余りのお時間を、さて、どのように有効活用しようかしら…。

 現場の雰囲気で、決定。
この日は、「大・質問大会」形式で、進めることにしました。
30名近い受講生の皆さんに、

1、自己紹介
2、どうして「ヘルスフードマイスター養成教室」を受講しようと思ったか
3、試食で感じたことや、ゲルソン療法に関する質問


この順番で、お一人ずつお話をしていただき、出てきた質問のすべてに答えられるような構成で、私が講義を進める、そのようなライブ感たっぷりの真剣講義、にしてみました。

ご感想、いろいろ。

「ジュースや無農薬野菜の美味しさに感動しました」
「塩を使わないでいると、味覚が敏感になるのかな?って思いました」
「調味料が無いことで、食材のエネルギーを感じることができました」
「塩を使わないと小顔になるような気がしました」
「塩無しの食事を体験することで、ふだんの食事の味が濃すぎたことに初めて気が付きました」
「いつもの農薬を使ったものより、無農薬のセロリのほうが食べやすかったです」
「夫がアトピーだったのですが、この講座で勉強したことを日々の食事に活かしていたら、
効果が出てきました」
「さまざまな調理方法を学べて良かったです」

受講の目的も、いろいろ。

「家族ががんになったので、勉強しようと思いました」
「薬を使わないで病気を治す方法があれば知りたいと思って来ました」
「食事で免疫力を高めたいと思って来ました」
「原発事故の影響で環境中に増えている放射線から自分の健康を守りたくて来ました」
「まわりにいるがんの患者さんの役に立ちたいと思って来ました」
「親しい人ががんで亡くなったのに、そのとき何もできなかったので、これからはそういう人の力になりたいと思って来ました」
「病気の親戚が胃ろうだったのが、最近少しずつ口から食事ができるようになったので、何か学べると思って来ました」

そして、質問も、いろいろ。

「今まで、塩分は人体に絶対に必要だと教えられてきました。塩無しは何日くらい続けても大丈夫なのでしょうか?」
「今日のメニューでは、じゃがいもとほうれん草を使いましたが、マクロビオティックではどちらも陰性なので良くないと思っていました。どのように考えれば良いでしょうか?」
「今日のゲルソン食の試食では、ものすごくたくさんのお野菜をたっぷり食べました。甲田療法では、内臓を休ませることが良いと言っています。それについて、どう思いますか?」
「ゲルソン療法では、水を飲まないようにと言われていますが、氏家さんは1日にどれくらいの水を飲みますか?」
「私はがんと診断されていますが、今まで何がいけなかったのでしょうか?」
「抗がん剤治療中の人は、ゲルソン療法を同時に行うことができますか?」
「調味料を使ったり、塩を使うことは、どうして身体に悪いのですか?」
「ゲルソン療法は、どのくらいのステージの人に効果がありますか?」
「星野式ゲルソン療法と、本当のゲルソン療法との、違いを教えてください」
「農薬を使った野菜しか手に入らないときに、そういう野菜の皮はむくべきですか?」
「ジューサーの種類が違うと、どのように効果に違いが出ますか?」
「健康な人は、塩を使っても良いのでしょうか?」

質問が多い講義のほうが、皆さん、知識がとてもよく身に付くものです。
私も、ご自宅に戻った皆さんが、「ああ、今日は出席して本当に良かった」と思っていただけるよう、これまでの経験からお分けできるだけの知識を振り絞ってお応えさせていただきました。
3時間余りの講義は大盛り上がり。
講義中に眠ってしまうようなかたは…、一人もいませんでした!(ヨカッタ…)

質問への答え?
それは、受講された皆さんの、キリッと引き締まった脳と、情熱に燃えるハートのなかに記憶されているはず…。
私は、これから、急いで、皆さんの卒業試験の問題を厳選いたしますねっ!

受講していただいた皆さんが、これから「ヘルスフードマイスター」としてご活躍され、一人でも多くの方々の健康づくり、幸せな人生づくりに貢献されるようお祈りしております。

最後に、今回の講師をご依頼いただき、当日も大変お世話になりました皆さまに、この場を借りて感謝を申し上げます。
セニア・サービスセンター、江波戸啓悟様と奥様、
健康管理士一般指導員、佐久間辰雄様、
社会福祉法人希望の家、和久井隆様、
ナチュラルフード森の扉、野原典彦様、
ナチュラルライフコーディネーター、熊倉恵子様、

30名規模の講座において、初めて知る方々に、ゲルソン療法をご紹介するという場をご提供いただき、まことに有難うございました。
熊倉先生は、この日を通して私のアシスタントをつとめていただきました。大変助かりました。
今回の経験で、知識欲旺盛で実行力のある受講生の皆さんにお会いできましたことは、私にとって大きな学びとなりました。

そして、とても…、楽しかったです!
皆さまに、心からの感謝を。
そして、次にお目にかかるときには、お互いにより元気で、レベルアップした健康人として、お会いしましょう!
GOOD LUCK !