2016年9月5日月曜日

10月16日(日)、札幌で血液観察セッションがあります!

みなさん、こんにちは!
10月16日(日)、秋の札幌で、血液観察セッションを開催いたします。
前回ご参加いただいたかたには、リピーター料金をご用意させていただきました。数ヶ月の間の変化を観察する機会にしていただければ幸いです。

このくらいの季節、札幌では雪虫が飛び始めるころかなぁ〜? なんて、今から楽しみにしています。
他方、連続して北海道各地を襲った過日の台風の被害の大きさには、私も驚きましたが、サンディエゴの友人たちもニュースを見たようで驚いていました。

直前まで、ニュースでは、今回の台風は房総半島から関東に上陸か?と言われていましたので、2日前から家の外に置いてあるあらゆるものをすべて屋内に入れ、雨戸もきっちり締め切り、断水があったら困るからとお風呂に水を溜めたり、ミネラルウォーターを買い置きしたり…。
古い日本家屋に住んでいる私たちは、瓦が飛んで車が壊されるのを心配して、車を少し離れた空き地に移動してもいました。

結果、台風がそれて北側に移動してくれ、私たちは助かったのですが、予想されていなかった場所、備える時間が無かった場所に甚大な被害が出てしまいました。

自然の厳しさというのを、こういうときに見せ付けられます。
自然は人力でコントロールできるものではないのですよね。
がんもそうだと、私は思っているところがあります。

「氏家さん、それで、がんって手短に言って何なんだと思う?」、と札幌の友人に聞かれたとき、ちょっと考えて、私は手短にこう言いました。

「自然現象、かな」。

だから、がんそのものを支配下に置いたり、その活動をコントロールするのは、どこかで無理があると思っています。
いつか、制御不能になるポイントに至ると思っています。
だって、自然って大きいですもの。

だから、それを、コントロールするんじゃあなくて、発生する自然環境の探求に目を向けたほうが、全体を理解しやすくなるし、長期的な安心につながったり、根本的な解決に近づいたりするのではないだろうか、って思っているのです。

それは、台風もそうかもしれませんし、がんもそうでしょう?

台風の場合は、海水温や気温の上昇にともなって気象全体に大きな変化が出ていると考えられていますから、その原因に近づいた考察が必須ですよね。

がんの場合は、腫瘍や患部ばかりに注目するのではなく、それを生み出した全身の変化に目を向けることが大切ですよ、やはり。

血液観察は、自然観察、星空観察、宇宙観察の一環です。
望遠鏡のかわりに、顕微鏡を使っているだけ。
私の中に反映される、私の外側の世界を、じつは同時に観察しています。

夫と私が好きなイームズの「パワー・オブ・テン」が、まさにそんな感じだなぁ。
あなたの外側にある人間関係、
あなたが外から中に入れている食べ物や飲み物、
あなたが外から吸い込んでいる大気、
あなたが外から取り入れている知識、などなど。
それが、あなたの中を良くも悪くも、変えていきます。

血液観察セッション in  札幌
日時 10月16日(日)
時間 10:00−20:00
   (お一人、約45分。ご都合の良いお時間をご指定の上ご予約ください。)
料金 初めての方は、基本説明を含めますので、税込11000円です。
   2回目以降の方は、税込9000円です。
会場 札幌駅地下直結、アスティー45内、ACU会議室
   (アスティー45には駐車場もございますので、お車でも安心です。)

ご参加希望のかた、お問い合わせなどは、こちらからメールでご連絡くださいませ。
雪虫のころに、お会いしましょう!