写真は、全然英語がわからなくて凹みまくった、LA第1日目のパラマウントピクチャー・スタジオにて。炎天下の中、ガイドを担当してくれたMitchさんと。
そんなスタジオ内でも、フィルム倉庫だけは巨大な冷蔵庫になっていて、めちゃくちゃ涼しかったです。高温でフィルムが劣化してしまうので、厳しく管理しているのですね。
フィルムが並ぶ倉庫内をしばし見物。よく知っている映画やドラマのフィルムがずらーり。ちょうど私の肩の高さにあって目に飛び込んできたフィルムの背表紙は…、「FRIDAY THE 13th」。
『13日の金曜日』なのでした。これでさらに涼しくなった…。
トム・ハンクス主演『フォレスト・ガンプ』に出てきた、あのベンチ。
『ミッション・インポッシブル』に出てきた、ロシアの核兵器を動かすやつ。
『トランスフォーマー』。
LAの街中、メルローズアヴェニュー沿いに、こんな広大なスタジオがあることに改めて驚きました。今更ながら、LAって広いですね。空からドローンで見たら、どんな感じなのでしょうか…。
夕方の6時くらいにスタジオを出て、…もう一箇所くらい違うスタジオを見て比べてみたくなって、後日、ワーナーブラザーズ・スタジオへ。
ワーナーブラザーズは、LAの北東、バーバンクという場所にあります。LAの夜景がよく見渡せるグリフィス天文台が比較的近くです。
少しずつ、英語が耳になじんできたころだったので(日本語しゃべる人いなかったしね)、私の表情もちょっと安心してきているかもしれません…。
パラマウントよりもさらに広い敷地のスタジオ内を、電動カートでグルグル回ってガイドしていただきました。
撮影禁止だったのでその写真はありませんが、見学途中、制作スタッフ、撮影クルーや俳優さんたちも利用するというスタジオ内の静かなレストランでランチタイムがありました。
「ここで、知っている俳優さんを見つけても、大声を出したりしないでくださいね」とのご注意。
残念ながら、そのような遭遇はありませんでしたが、ここで食べた食事は今回の西海岸滞在中で一番すばらしい食事でした。スタッフ、食器、カトラリー、食材、調理が、まさに高級レストラン。
最初にメニューを渡され、「何でも好きなものをご注文ください」と言われるのですが、値段が書いていない不思議なメニュー。もちろん、私たちの食費はガイド料金に含まれているのですが、前菜、メイン、デザート、軽食、飲み物、いくつ頼んでも良いのです。
私が頼んだのは、グリーンサラダとサーモンのグリルで、サラダは新鮮な葉物野菜だったのでレモン汁だけで最高に美味しかったですし、サーモンの大きさと焼き加減もパーフェクトでした。
良い食事をして、良い作品を作る、…なんて最高ですね。
2016夏旅レポ③へつづく…