オーストラリアに住む、ジェシカ・アインスコフのウェブサイト、
Wellness Warriorは、ゲルソン療法の実践者にとっては役に立つ情報や、有機…おっと失礼、勇気!を与えてくれる情報が満載です。
ジェシカは、「類上皮肉腫」という非常にめずらしい種類のがんになった経験があり(左腕、左手)、多量の抗がん剤治療を受けた後、
→スキャンでがん消失を確認
→1年以内に再発
→左腕を肩から切断という治療の提案
→提案を拒否
→ゲルソン療法を実行
→完治、
という長く険しい旅路の経験者。
この旅から帰った彼女は、かつて以上の精気に満ちあふれており、ブログを通して私たちを励ましてくれています。
英語がわかるかたは、是非彼女のサイトをときどき訪ねてみて下さい。
本日は、3月20日に彼女がブログにアップした最新コメントの一部を要約してご紹介します!
『じつは体に悪い、8つの食品』
1.アガべシロップ
(砂糖に代わる植物性甘味食品、テキーラと同じくリュウゼツランが原材料)
多くのヴィーガンやローフーディストたちが‘ヘルシー’‘GI値が低い’と褒めちぎるアガベシロップ。だから、ジェシカもずっと辞める決断ができなかったそう。
Dr.ジョセフ・メルコーラの言葉を借りれば、「コーンシロップよりも良いとは言えないほど、果糖(フルクトース)が高すぎで、また、精製されすぎている」。
2.大豆
豆乳や豆腐は、肉や乳製品の代用品としてヘルシーと思われている。ジェシカ自身は肉や乳製品の推奨者ではないが、そういう比較の問題ではなく、シンプルに大豆は悪いという意見を持つ。
許容範囲は、有機の大豆発酵食品をほんの少量、というくらい。
現実には、膨大な量の疫学調査、臨床研究、動物研究により、大豆はつぎのようなことと深く関係があると結論づけられている。
栄養障害、消化器系の損傷、甲状腺の機能不全、認知低下、生殖不全、不妊、出生異常、免疫系機能の停止、心臓病、がん。
3.魚
最初に、養殖と天然は分けて考えることが必要。
養殖魚は、狭い場所に囲われて飼育される家畜と同じで、運動不足で不活発なだけでなく、自分たちの糞尿による感染から免れない。したがって、そんな不衛生な場所でずっと生かし続けるために大量の抗生物質や化学物質を水に入れられる。養殖魚の餌は、出所のわからぬ穀物、大豆、トウモロコシのグルテン、神経毒、化学物質。養殖魚を食べるということは、それらをまとめて身体に入れること。
天然魚は、それに比べると少しはマシだが、素晴らしく良いものとは言えない。ほとんどの魚は水銀で汚染されており(カタクチイワシは例外)、水銀は地球上において放射性物質に次ぐもっとも有毒な元素。
4.フルーツジュース
問題はひとつ、糖。どんな種類のフルーツジュースもこの点では同じ。繊維を取り除かれた果物は、口にした途端、糖として血液中に入っていく。店で買えるパックされたフルーツジュースが体に悪いものの混合物であることは誰もが知っている。でも、自宅で搾るジュースも糖の問題を解決しなければならない。
5.乳製品
乳製品は優れたカルシウム源と言われることが多い。でも、そうではない。
乳製品の主成分は動物性タンパク質。これは、体液を酸性化させる。そのため、動物性タンパク質が体に入ってくると、体は体液のpHバランスを保つため、自分の骨からアルカリ化ミネラルとしてカルシウムを体液に放出するようになる。つまり、乳製品を摂取すると、骨のカルシウムが減っていくということ。
この事実を知ったとき、‘私もショックだった!’、とジェシカ。
さらに、低温殺菌の乳製品は、不健康な牛のお乳に抗生物質や膿細胞が入っている。米国農務省の調査によると、平均して3万1千6百万個の膿細胞が牛乳に入っているという!
動物性タンパク質の神話について、詳しくは、『葬られた第二のマクガバン報告』(グスコー出版)を。
6.オリーブオイルで加熱調理
室温で使っているなら、オリーブオイルはとってもヘルシー。これを高温にかけた途端、発がん性物質に変化する。加熱調理なら、ココナッツオイル。
7.Bragg社の液体アミノ酸
これもヘルシークッキングを愛する人たちに人気の商品。ジェシカも、しょう油の代用品として良いのでは?と思っていたもの。非発酵の大豆原料が使われているのに加え、グルタミン酸ナトリウム(MSG)が入っている。
8.サブウェイ
スーパーマーケットやショッピングモールのフードコートのなかで、ヘルシーなものを食べようと思ったときにサブウェイが選択肢に入るのでは? しかし、肉は加工肉、ソースには砂糖や保存料、一緒にジャンクなクッキーやソフトドリンクまで売っているのだから…。‘サブウェイにヘルシーなものは無い’、とジェシカ。
(以上、
‘8 foods people think are healthy ... but aren't’より一部を要約。)