2012年3月30日金曜日

帰国して2日目。

来週は、マスターズ!
今朝のニュースで知りました。
私は、このところ、ミケルソンが好きで応援しています。
それにしても、一年が過ぎるのは本当に早いものですねぇ。

さて、先日の日曜日、3月25日のこと。
3月27日に90歳になったシャルロッテ・ゲルソンさんのバースデーパーティーがカリフォルニア州サンディエゴの五番街にて盛大に開かれました。
ここに出席するため、夫殿と1週間ほど渡米しておりまして、帰ってきたところです。
このパーティーの模様、旅のお土産話などは、通信『ハミングバード』やブログにて、これから少しずつご紹介していこうと思っています。

本日は、そのなかからひとつだけ。

今週ゲルソン・インスティテュートのウェブサイトにアップされたばかりのYoutubeの動画をお楽しみください!

パーティーで上映された、ゲルソン・インスティテュート制作のバースデーDVDメッセージ集です。
英語ではありますが、幼少時~現在に至るまでのシャルロッテさんの活動の様子とともに、世界中の人たちから彼女に向けられた感謝のメッセージを見ることができます。

動画のバックグラウンドミュージックは、シャルロッテさんのお孫さん(つまり、マックス・ゲルソン医師のひ孫さんですね)、イタリアを中心にプロの音楽家として活躍しているフランチェスカ・デゴさんのバイオリン演奏です。
彼女は、パーティーでも素晴らしい演奏を披露してくださいました。



さて、つい先日40歳になったばかりの私。
90歳まであと50年、がんばるぞ~!

というわけで、今のところは、まだ時差ボケが残っているので、たまっている郵便物の整理や、洗濯物の片づけなどをしつつ。

今日は、白浜にあるコーヒー豆屋さん、ボゴダの山形さんが千倉での移動販売日だったので(白浜より千倉のほうが、ちょっとだけ、うちから近いのです・・・)、新鮮な焙煎したてのオーガニック豆を買いに行ってきました。

私のお目当ては看板犬‘ロック’と遊ぶこと~!
これで、旅の疲れも一気に吹き飛びます。



まずは、無事帰国のご報告まで、申し上げます。

(追伸:パーティーでのスピーチは、大成功!
それについては、またどこかの機会で。)

2012年3月24日土曜日

旅の途中…

旅先にて。
列席者が170名という、ある歴史的なパーティーの席上でスピーチをすることになってしまいました。
それは、もちろん英語で、なのです。

今日は、時差ぼけで眠い頭をなんとか起こし、パーティースタッフにスピーチ文をチェックしていただきました。

"funny?"

"yeah !"

皆の笑顔を見たいので、ところどころにユーモアを込めて…。
日曜日の本番にうまくいきますように!

結果は、後日!

2012年3月20日火曜日

じつは体に悪い、8つの食品

オーストラリアに住む、ジェシカ・アインスコフのウェブサイト、Wellness Warriorは、ゲルソン療法の実践者にとっては役に立つ情報や、有機…おっと失礼、勇気!を与えてくれる情報が満載です。

ジェシカは、「類上皮肉腫」という非常にめずらしい種類のがんになった経験があり(左腕、左手)、多量の抗がん剤治療を受けた後、
→スキャンでがん消失を確認
→1年以内に再発
→左腕を肩から切断という治療の提案
→提案を拒否
→ゲルソン療法を実行
→完治、
という長く険しい旅路の経験者。

この旅から帰った彼女は、かつて以上の精気に満ちあふれており、ブログを通して私たちを励ましてくれています。

英語がわかるかたは、是非彼女のサイトをときどき訪ねてみて下さい。
本日は、3月20日に彼女がブログにアップした最新コメントの一部を要約してご紹介します!


『じつは体に悪い、8つの食品』

1.アガべシロップ

(砂糖に代わる植物性甘味食品、テキーラと同じくリュウゼツランが原材料)

多くのヴィーガンやローフーディストたちが‘ヘルシー’‘GI値が低い’と褒めちぎるアガベシロップ。だから、ジェシカもずっと辞める決断ができなかったそう。
Dr.ジョセフ・メルコーラの言葉を借りれば、「コーンシロップよりも良いとは言えないほど、果糖(フルクトース)が高すぎで、また、精製されすぎている」。

2.大豆

豆乳や豆腐は、肉や乳製品の代用品としてヘルシーと思われている。ジェシカ自身は肉や乳製品の推奨者ではないが、そういう比較の問題ではなく、シンプルに大豆は悪いという意見を持つ。
許容範囲は、有機の大豆発酵食品をほんの少量、というくらい。
現実には、膨大な量の疫学調査、臨床研究、動物研究により、大豆はつぎのようなことと深く関係があると結論づけられている。
栄養障害、消化器系の損傷、甲状腺の機能不全、認知低下、生殖不全、不妊、出生異常、免疫系機能の停止、心臓病、がん。

3.魚

最初に、養殖と天然は分けて考えることが必要。
養殖魚は、狭い場所に囲われて飼育される家畜と同じで、運動不足で不活発なだけでなく、自分たちの糞尿による感染から免れない。したがって、そんな不衛生な場所でずっと生かし続けるために大量の抗生物質や化学物質を水に入れられる。養殖魚の餌は、出所のわからぬ穀物、大豆、トウモロコシのグルテン、神経毒、化学物質。養殖魚を食べるということは、それらをまとめて身体に入れること。
天然魚は、それに比べると少しはマシだが、素晴らしく良いものとは言えない。ほとんどの魚は水銀で汚染されており(カタクチイワシは例外)、水銀は地球上において放射性物質に次ぐもっとも有毒な元素。

4.フルーツジュース

問題はひとつ、糖。どんな種類のフルーツジュースもこの点では同じ。繊維を取り除かれた果物は、口にした途端、糖として血液中に入っていく。店で買えるパックされたフルーツジュースが体に悪いものの混合物であることは誰もが知っている。でも、自宅で搾るジュースも糖の問題を解決しなければならない。

5.乳製品

乳製品は優れたカルシウム源と言われることが多い。でも、そうではない。
乳製品の主成分は動物性タンパク質。これは、体液を酸性化させる。そのため、動物性タンパク質が体に入ってくると、体は体液のpHバランスを保つため、自分の骨からアルカリ化ミネラルとしてカルシウムを体液に放出するようになる。つまり、乳製品を摂取すると、骨のカルシウムが減っていくということ。
この事実を知ったとき、‘私もショックだった!’、とジェシカ。
さらに、低温殺菌の乳製品は、不健康な牛のお乳に抗生物質や膿細胞が入っている。米国農務省の調査によると、平均して3万1千6百万個の膿細胞が牛乳に入っているという!
動物性タンパク質の神話について、詳しくは、『葬られた第二のマクガバン報告』(グスコー出版)を。

6.オリーブオイルで加熱調理

室温で使っているなら、オリーブオイルはとってもヘルシー。これを高温にかけた途端、発がん性物質に変化する。加熱調理なら、ココナッツオイル。

7.Bragg社の液体アミノ酸

これもヘルシークッキングを愛する人たちに人気の商品。ジェシカも、しょう油の代用品として良いのでは?と思っていたもの。非発酵の大豆原料が使われているのに加え、グルタミン酸ナトリウム(MSG)が入っている。

8.サブウェイ

スーパーマーケットやショッピングモールのフードコートのなかで、ヘルシーなものを食べようと思ったときにサブウェイが選択肢に入るのでは? しかし、肉は加工肉、ソースには砂糖や保存料、一緒にジャンクなクッキーやソフトドリンクまで売っているのだから…。‘サブウェイにヘルシーなものは無い’、とジェシカ。

(以上、‘8 foods people think are healthy ... but aren't’より一部を要約。)

2012年3月19日月曜日

「初めてのゲルソン療法」講座、御礼と次回告知

先週土曜日、銀座アインソフにて開講しました「初めてのゲルソン療法」講座。
第一回目が無事に終了いたしました。

初回講座は、約20名ほどでの船出となりました。
お天気がとっても悪かったのにもかかわらず、出席率が高く、また、ご質問やご意見、ご経験談などの内容もハイレベルで、とても充実したお時間を過ごさせて頂きました。

お集まりくださいました皆さま、本当に有り難うございました。
また、次回以降も、ご都合がつくときには是非いらしてくださいね。

というわけで、次回の告知です。

第2回目の講座テーマは、ずばり「塩」です。

~第2回 必要なミネラル・塩を使わない理由・良い水とは~
2012年4月21日土曜日
14:00~16:00
銀座アインソフにて
受講費2000円

ご受講のお申し込みは、ホームページからどうぞ!

6月には、会場を変えて、ゲルソン食実習も予定しております!!!

2012年3月13日火曜日

ムツゴロウさんの展覧会

ムツゴロウさんこと、畑正憲さんの絵の個展が今年も銀座で!

むかし、編集していた健康雑誌の表紙のために絵を描いて下さる作家さんを探して、都内のギャラリーを回っていたときのこと。

とにかく、‘見た人が元気になるような絵を!’と願い、探し、そして出会うことができた作家さん、それが畑正憲先生でした。

来週の月曜日が初日です。

いつも会期の2週間のあいだにも、ムツ先生は新しい絵を描き続けていらっしゃるので、作品がどんどん入れ替わってゆきます。
そのため、東京に住んでいたときには、会期中に2、3回のぞきに行きましたっけ。

場所は「銀座ギャラリーGK」にて

きっと、ちっちゃなかわいらしい額に入った絵も販売されているはずです。
贈りものを探している方は、是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

会期:3月19日~31日
お休み:日曜日
OPEN:12:00~19:00

2012年3月12日月曜日

3.11.から1年後。鴨川にて

私の3.11.は、昨年も、今年も、鴨川で。
昨日は、スーで開かれた『ホピの予言』上映会に参加してきました。

ネイティブアメリカンが長老たちからの口伝により特別な場所として守り継いできた土地
そこから、白人によって堀だされたウラン鉱石を原材料に作られた核爆弾
広島と長崎にそれが投下され多くの日本人が被曝
鉱石を掘り出す作業に従事させられたネイティブの人たちにも被爆者が続出

地球と人間とのつながりを軽んじることなく、ふたたび地球の一部として生きる道を選びなおそうよ

私なりに、そんなメッセージを映画から頂いてきました。

上映会後、スーの渡邊さんご夫妻や、私のサーフィンの先生でもあるプロサーファー田原ひろえさんの進行による‘茶話会’にお招きいただきました。
食の安全性をこれからどう考え、行動してゆけば良いのか、お話しをさせていただく、ということで、今西徳之さん(鴨川二子棚田保存会)、森山利也さん(海洋ジャーナリスト)とともに皆さんの前に出させていただいたのですが…。
お話しをした、というよりは、一緒に悩んだ、そんな時間だったかなぁ。

ご一緒させていただいた今西さんは、自給自足を目指して日々の生活を営んでいらしたというご経験から、土地や作物の放射線量にご関心が強く、地上の放射線量をマメに実測されてもいるようでした。

森山さんの方は、海中に蓄積する放射性物質による線量の推移、その魚介類に対する影響についてご関心が強いかた。

そのお二人に挟まれて一緒に悩む私…、だったように思います。

会の最後、私からは、植物の力を借りてがんを治してしまうゲルソン療法を長年見てきた経験から、自分たちの身体が備えている防衛力を最大限に発揮しなければならない今こそ、口から入れる必要の無い食べものは買わないように、今日から気をつけていきませんか、そんなことをお伝えさせていただきました。

身体は日々、内側に入ってくる不要なものを分解したり、無毒化したりするために、ものすごく働かされています。そのエネルギーを、本当に必要なとき、逃げられない状況のときに使えるようにするため(それが今なのです…)、私たちは簡単に止められる不健康なものたちを決意を持って食生活から追放しなければ。

そうしなければ、自然治癒力なんて、いくらあっても足りないのですよね。

今回、今西さんのお話しのなかで、はっ!と思ったことがひとつ。
‘キノコ類は放射性物質を蓄積しやすいようです’、というコメント。

チェルノブイリの経験から学ぶとすれば、放射性セシウムなどは、このキノコ類に加えて液果類(イチゴなど)にも蓄積しやすいことがわかっています。

プルトニウムが蓄積しやすいものとして、豆類に注意というニュースも最近ありました。

じゃあ、食べるもの無いじゃない?
と思いそうなところなのですが…、ゲルソン療法で治療生活をする患者さんたちは、これらをすべて口にしていません。
マックス・ゲルソンは、既に、そういうルールを見いだしていたんだなぁ、とひとつ気づきを得ることができました。

答えを「もらいにいく」ような講演会だけじゃなく、皆で「一緒に悩む」時間を持つ会合って、小さな確信を積み上げていくのには、良いのかもしれません。

今週の土・日は、私のパーマカルチャーの先生、長村さんの「絆カフェ」が鴨川の一戦場公園で開かれます。


2012年3月6日火曜日

カエルの合唱が始まった~

午前中までの悪天候が、午後からはガラリと変わり、光が差すように。
気温もぐんぐん上がって、ストーブもいらないくらい、温かくなってしまいました。

部屋にたまった湿気が気になったので、窓を開けたのですが、ちっとも寒くない。

そして、昨晩からちょっとだけ聞こえたり、途絶えたりして、「ん?」と思っていたのですが、今日からはカエルの大合唱が「明らかに」始まっています。

そろそろ、厚いセーターから順番にお洗濯をして、衣替えの準備にとりかかろうかと考えています。

それで、また引っ張り出したりを何度か繰り返すのですけれども、ね。

17日に東京・銀座アインソフ、で開講する、「初めてのゲルソン療法」講座。
3月に入ってから、お申し込み数が少しずつ増えています。
まだまだお席はございますので、お越しになるご予定のかたは、メールなどでご一報くださいね。
当日のための資料をご予約人数分に合わせてご用意させていただきます。

2012年3月4日日曜日

『毎日が発見』の読者セミナー終わりました。

先週木曜日、雑誌『毎日が発見』主催のセミナーが無事終了いたしました~。
前日の水曜日は東京で大雪になり、「明日は皆さんいらっしゃるかしら?」と心配でした。
それから、「私も行けるかしら?」の心配も…。

当日になってみると、お天気は晴れ。
(そういえば、この日、ようやくPASMOデビュー!し、3000円分チャージ。東京メトロ・京橋駅の改札にいた駅員さんに使い方を教えていただきました。)

第1部、第2部合わせて約60名の方々がお集まりくださり、私の講演「今日から油が好きになる」をお聞きいただいた後、食用油の試食会をお楽しみいただきました。

試食会で使った油は、最高級ブレンド油のウドズ・オイルブレンド
からだに良い油を求める世界中の消費者から愛されています。

試食会の間じゅう、皆さまから実際の油の使い方についてさまざまな質問が出てきましたので、わかる範囲でお答えさせていただき、本当にいろいろなお話しができて私自身もとっても楽しむことができました。

お越し下さいました皆さま、有り難うございました。
主催してくださった『毎日が発見』の、大勢のスタッフの皆さまも、大変お世話になりました。

今回の講演&試食会の模様は、次号の『毎日が発見』4月号に収録されるそうですよ。

一人でもくもくと原稿を書いたり、翻訳作業を進めたりするのも好きですが、小規模の講演もライブのわくわく感やイキイキとしたやり取りに緊張感があり、お陰さまで好きになってきました。

土曜日には、カタログハウス本社で中沢新一さんの講演会。
夫殿と一緒に、今度は講演を聞く側として参加してきました。
聞くだけならリラックスできると思いきや、結構頭を使いました。
テーマは、「『日本の大転換』を実現するために、今必要なこと」。
日本の大転換 (集英社新書) 』は、中沢さんの最近の著作のタイトルですが、書籍を読むだけでは伝わってこない思いの圧力のようなものが、生の声を通して伝わってきたような感じがしました。
今度、中沢さんの本を読むときには、あの生の声を思い出しながら読めそうです。
そういう本の読み方も、また面白そうです。

その帰り、八重洲ブックセンターに寄り、久々7階の医学書コーナーへ。
医学図書のコーナーに、健康図書っぽいものも混ざってきていて、時代が変わっていることを感じました。