2012年1月8日日曜日

ヨガの効用

ヨガの効用、な~んて書くことができるほど、何者かになっているわけではないのですが。

それでも、まったく何もしていないのと、ちょっとでも続けてやっている、というのでは、その違いがあるものだ、ということはわかるような気がします。

今朝は、今年初めてのモーニング・ヨガのクラスでした。
私が参加しているヨガ・クラスは、お寺の客殿が教室です。
ちょっと面白い、でしょ?

何年か前には、すっ、とできたポーズが、だんだんできなくなってきている。
2週間前には届かなかったところに、自然と手が届くようになっている。

できなくなってゆくことと、できるようになってくるものが、同時にあるものだな、ということなどを今日は感じながら、自分の身体と過ごしていました。

去年最後のヨガクラスを終えた直後のこと。

スーパーマーケットの駐車場に車をとめて、店内へ向かおうとしていたら、一人の女性が、年越しのためのお買い物でいっぱいになったカートを重そうに押している姿とすれ違いました。

いつもだったら、私はちょっとだけ考えて、「手伝おうか、どうしようか」と、迷いの時間があります。
でも、そのときは、後になって自分でもびっくりするほど瞬時に、「重そうですね~!」なんて言いながら機嫌良く手伝って‘しまって’いました。
このときに感じた自分の反応の俊敏さは、正直なところ、ちょっと久しぶりだったので、楽しい気持ちと反省する気持ちを同時に味わいました。
こういうことが‘久しぶり’だなんて、ね。

あのときの私は、その女性がお礼を言ってくれても、言ってくれなくても、どちらでも良くて、そんなことさえ考えておらず、なんだかウキウキとして身も心も軽くなっていたのでした。
これが、最近感じたヨガの効用のひとつ。
これから何度でも味わいたい効用です。