2012年9月4日火曜日

引き続き・・・

コンベンション初日の講演数は、15。
二日目は、11+「サバイバーズ10名あまり」。

「サバイバーズ」というのは、いわゆる、がんを治した人たちです。

このコンベンションの特徴は、医療制度のなかで当たり前のように提案されるがんの治療方法、つまり、手術、放射線治療、化学治療(抗がん剤治療)といった、がん医療の3大定番治療だけに治療の選択肢を求めず、より身体に負担が少なく、なおかつ、治療法が再発原因になったりしないような(化学治療などはその後のがん再発につながりやすいですから・・・)理にかなった治療法を紹介するところにあります。

なので、そうした治療法によって、めでたくがんを克服し、5年以上経過しても再発せず元気で活躍している人たちがサバイバーズとして壇上に登り、自分が治った経過を発表します。
それが、毎年このコンベンション二日目の午後にあります。

ここ数年のサバイバーズさんたちの発表でよく出てくる治療ツールは、POLY-MVA

このツールが数年前にコンベンションブースに初めて登場したとき、こういうサプリメントでそんなに高い効果が上がるのかなぁ?と正直疑う気持ちが強かった私。
でも、当時まだ存命中だった私のアメリカでの師匠でジャーナリスト、マイケル・カルバートが、とっても一所懸命このサプリメントの普及に力を入れていたのでずっと見守ってきました。
それが、なかなか良い成績を収めているらしいのです。
ペットの犬や猫のがんに対して使用する例もあります。

今年のコンベンション二日目の目玉は、このサバイバーズさんたちの発表前に講演をした、ニコラス・ゴンザレス医学博士
ブラウン大学で英文学を修めたのち、タイム社でジャーナリストとして活躍。コロンビア大学でプリメディカルを学び、コーネル大学の医学部で医学博士号を取得したという経歴を持っています。卒業後、免疫学の研究を行い、ケリー療法として知られるがんの栄養療法の調査研究をまとめたことが有名です。

1987年からは、ニューヨークに自分のオフィスを持ち、がん患者の治療指導に当たっていて、ゴンザレス・プログラムの基盤には、ケリー療法、ゲルソン療法、メタボリック・タイピングなどの手法が深くかかわっています。

このたびのコンベンションでは、主催者キャンサー・コントロール・ソサイエティーから、彼のこれまでのがん治療における功績に対して「ヒューマニタリアン・アワード」が授与されました。
スピーチの冒頭部分を動画でどうぞ!