2012年4月3日火曜日

初!シェ・パニース

帰国後、家の近くの書店に立ち寄ったとき、目にとまったカーサ・ブルータス特別編集の雑誌。
『カリフォルニアらしさの最新。』

Casa BRUTUS's Photo on Lockerz

シェ・パニースがいっぱい、の1冊です!

じつは、今回の旅の目的地は、カリフォルニア州サンディエゴだったのですが、サンフランシスコでアメリカの国内線に乗り換える旅程になり、トランジットの待ち時間がなんと12時間近く!

初めは困ったなぁ、と思ったのですが、そのうち、「サンフランシスコ観光ができる!」と考えるようになり、「どこへ行こう!!!」と考える時間が想像以上に楽しいものになっていきました。

初めてのサンフランシスコだったので、よく聞く‘フィッシャーマンズワーフ’や‘ケーブルカー’を楽しもうかとも考えましたが、結局、レンタカーを借り、ベイブリッジを渡ってバークリーまで足をのばすことに。

その目的が、シェ・パニース!だったのです。

1995年に雑誌の編集部に就職し、まだ右も左もわからなかったときに任された連載記事の取材先が、当時、竹橋のパレスサイドビルにあった花田美奈子先生のレストラン、「アートスペース・ハナダ」。

そこで、始まったばかりの花田先生主催の連続講座、「ナチュラルフード・ディレクター・スクール」の内容を取材。体に良い食事、自然な食事というものについて、毎月記事を執筆させていただきました。
連載記事のタイトルは、センスの良い花田先生のイメージに合うようにと考え、「美味しくて、からだによくて、美しい」、確かそんなタイトルにしました。

花田先生からは、それ以来、今に至るまで多くのことを学ばせてもらっていますが、ずっと昔に先生から聞いたサンフランシスコのシェ・パニースには、いつか絶対に行ってみたいと思ってきたのです。

それを、今回の飛行機の乗り換え時間で実現してしまおう、というわけで。

バークリー、シャタック・アベニュー。
シェ・パニースへ!

こんなかたちで訪問が実現するとは。
乗り換え時間の12時間が、とっても短く感じられました。